深夜の反省会、明日の顔合わせへの不安
明日は、イククルで知り合った「さくら」さんとの顔合わせだ。品川・目黒エリアでの活動は、まあ、色々ある。正直、前夜ともなると、こうして一人で酒を飲みながら、あれこれ考えちまうんだよな。俺みたいな不器用で、いつもどこか自信がない人間が、パパ活なんていう非日常に足を踏み入れること自体、ちょっと無理があるんじゃないかって、頭の中でぐるぐる考えが巡る。今回知り合ったさくらさんは、写真の印象だと、落ち着いたOL風で、なんか、こう、癒やされそうな雰囲気なんだよな。あまりガツガツしてないっていうか。でも、そういうのに限って、色々思惑があったりするんだよな。顔合わせの場所は、珈琲茶館 集 目黒店。落ち着いた雰囲気で、話もしやすいかな、なんて一応調べてみたんだ。でも、もし、俺がなんか変なこと言っちゃったり、緊張しすぎて空回りしたりしたらどうしよう。そういう失敗、昔からよくやるんだよな。だから、寝不足になるのも嫌だし、明日の朝は早めに家を出よう。いや、でも、電車を一本乗り過ごしたりしたら、もう、その時点でアウトだよな。そんなことになったら、余計に焦って、さくらさんにも迷惑かけちまう。はぁ、情けないけど、こうやって一人で心配してる時点で、もう負けてる気がするんだ。
「まあ、なるようになれ」って言うけど、そう簡単にいかねえんだよな、人生は。
顔合わせ、そして二度目の邂逅
結局、前夜の心配は杞憂に終わった…と言いたいところだが、現実はそう甘くはなかった。電車を一本乗り過ごして、心臓がバクバクしながら店に滑り込んだら、さくらさんはもう来ていた。写真通りの、落ち着いた雰囲気の女性だった。まずは、お互いの近況報告から。彼女は、まあ、普通のOLさんって感じだったかな。俺も、自分の仕事の話を、ちょっとだけ、ぼそぼそっと。顔合わせの相場である5,000円のお手当は、とりあえず、俺から提示させてもらった。彼女は特に何も言わずに、受け入れてくれた。まあ、そういうものだよな。最初は、もう少し、こう、会話に花が咲くっていうか、お互いのことを知ろうとする時間があるのかと思っていたんだ。でも、さくらさんの話題は、どうも金の話に終始する。次のお店はどこがいいか、とか、どこのブランドが好きか、とか。俺としては、もっと、こう、人間的な触れ合いっていうか、そういうものを求めていたのかもしれない。でも、まあ、パパ活だしな。そういうものなのかもしれない、と自分に言い聞かせた。顔合わせ自体は、特に波風もなく終わった。まあ、変に空回りしなかっただけ、マシかな、と。
急速な距離感、そして見えた現実
そして、二度目の約束。一度目の顔合わせから、そんなに日を空けずに、さくらさんから連絡が来たんだ。「また、お茶でもどうですか?」と。自分でも意外だったが、なんだか、少し、期待している自分がいた。一度目の時、彼女が金の話ばかりだったのは、もしかしたら、俺との距離を測っていただけなのかもしれない。あるいは、俺が緊張しすぎて、彼女の本当の魅力に気づけなかっただけなのかもしれない。そんな風に、自分を納得させようとしていた。二度目は、前回とは違うお店を提案してみた。少し、おしゃれなカフェ。まあ、俺も、こういう場所には普段行かないから、ちょっと緊張したけど。そしたら、あれよあれよという間に、関係が急速に進展したんだ。一度目の時とは打って変わって、さくらさんは、とても積極的になった。まあ、そういう関係になるのは、自分も覚悟していたというか、そういうものだと思っていたけど。でも、なんだか、一気に進みすぎた感があって、自分でも戸惑った。そして、また、話題は金の話に戻る。それも、前回よりも、もっと具体的で、生々しい話ばかり。俺の収入のこと、彼女が欲しいものの値段のこと。まるで、業務連絡みたいだった。情けないけど、ちょっと嬉しかったのは、俺みたいな不器用な人間でも、そういう関係になれたこと。でも、それ以上に、目の前のさくらさんが、まるで機械のように、金の話だけを繰り返す姿に、虚しさを感じたんだ。
「あー、なんか、疲れたな」って、心の中で呟いた。
ハズレだったのか、それとも…
結局、さくらさんとは、その後、あまり連絡を取らなくなった。まあ、そういうこともあるだろう。パパ活の世界は、そういうものだ、と自分に言い聞かせている。期待しすぎたのかもしれない。あるいは、俺の使い方が下手だったのかもしれない。お金はあるんだけど、どうやって使えばいいのか、よく分かっていない。それが、俺の悪い癖だ。さくらさんは、俺にとって、「ハズレ」だったのかもしれない。でも、もしかしたら、俺が、彼女との関係を「ハズレ」にしてしまったのかもしれない。もっと、こう、余裕を持って、彼女と向き合えていたら、違った展開があったのかもしれない。いや、でも、そんなことを考えても仕方ないか。結局、俺は、いつもこうやって、後から色々考えて、反省するばかりなんだ。まあ、でも、今回の経験で、一つだけ学んだことがある。それは、相手に期待しすぎないこと、そして、自分自身が、どんな関係を求めているのかを、もう少し明確にすること。そんなこと、当たり前のことなんだけどね。でも、俺にとっては、大きな一歩なんだ。情けないけど、これからも、ぼちぼちと、このパパ活の世界で、自分なりの「正解」を探していこうと思う。