新宿歌舞伎町、期待と不安のペイターズデビュー

ああ、またこんな時間だ。日付変わっちゃったなあ。最近、眠れない夜が続いている。原因? まあ、色々あるんだけど、大きいのはアレだ。パパ活。いや、まあ、正確には「挑戦」ってとこかな。44歳、大手メーカー勤務、埼玉在住のヒロです。不器用で、いつも空回りしてる。金はあるんだけど、使い方が下手でさ。考えすぎちゃうし、自信もないし…。

きっかけは、ちょっとした寂しさ、かな。結婚願望はあるんだけど、うまくいかない。そんな時に、ペイターズっていうアプリを見つけたんだ。新宿、歌舞伎町あたりで、ご飯とか、そういうのしてくれる人を探せるらしい。一応、プロフィールは真面目に書いた。年齢とか、仕事とか、年収とか。写真は…まあ、それなりに加工したかな。でも、すぐにメッセージが来た。「ヒロさん、はじめまして。ユキって言います。仲良くしてください」って。

カフェアリアでの顔合わせ。ユキはやっぱり…

顔合わせは、新宿のCAFE AALIYA。なんか、お洒落なカフェだなあ。待ち合わせの時間まで、ずっとソワソワしてた。ユキは、写真で見るよりずっと清楚な感じ。白いワンピースが似合ってる。笑顔も可愛らしい。第一印象は、完璧。一応、会話はスムーズに進んだと思う。仕事のこととか、趣味のこととか。ユキは、旅行が好きらしい。海外にもよく行くんだって。すごいな。ちょっと、会話の中で「将来のこと」とか「結婚」とか、そういうワードが出てきた気がする。うーん、あれは、ちょっと、警戒すべきサインだったのかもなあ。まあ、その時は、舞い上がってたから、全然気づかなかったんだけど。

「ヒロさんって、すごい誠実そうですよね」ってユキが言う。「まあ、一応…」なんて答えたけど、内心はドキドキ。やっと、そういう関係になれるのかな、なんて。情けないけど、ちょっと嬉しかったりして。カフェを出て、ホテルに行く流れになった。正直、すごく緊張した。44歳にもなって、何をやってるんだ、自分は、なんて自嘲気味に考えたりもした。でも、ユキは、すごく優しかった。リードしてくれた、という方が正しいかもしれない。

まさかのバックレ。そして既読無視…

その後、何度か会う約束をした。でも、2回目、3回目と会うたびに、ユキの様子がおかしいことに気づいた。連絡が遅くなったり、会う時間を短くしたがったり。そして、ある日、待ち合わせ場所に現れなかった。電話しても出ない。LINEは…既読無視。え、まじかよ。急に、現実に戻された感じ。ああ、俺はまた、何かやらかしたんだろうか。あの清楚な感じは、全部演技だったのか。それとも、他にいい相手が見つかったのか。

まあ、本当に、自分は不器用だよな。いつも、こうやって、うまくいかないんだ。期待しすぎたんだろうか。それとも、最初から、相手にされてなかったのか。

事態は思わぬ方向へ。ユキ、本気だった?

数日後、ユキからLINEが来た。「ヒロさん、ごめんなさい。色々あって、今は、ヒロさんと会うことができません」って。ああ、やっぱり、終わりか。そう思った。諦めよう、と思った。でも、ユキからのメッセージは、それだけじゃなかった。「でも、ヒロさんのことは、すごく好きなんです。だから、応援しています」って。え? どういうこと?

その後も、ユキからのLINEは続いた。まるで、恋人のような口調で。近況報告をしてきたり、悩み相談をしてきたり。たまに、会いたい、なんてことも言ってくる。いや、ちょっと待て。これ、もしかして、ユキ、本気で俺のこと好きになっちゃった? パパ活で、こんなことってあるんだ…。

正直、困った。ユキは、可愛らしいし、話も面白い。でも、俺は、パパ活を「遊び」だと思っていた。本気になるつもりはなかった。それに、本気で向き合う自信もない。でも、ユキは、どんどん深入りしてくる。一体、どうすればいいんだ?

ああ、もう本当に、どうすればいいのか分からない。こんなことなら、最初から、手を出さなきゃよかったんだ。いや、でも、あの時の高揚感は、忘れられないんだよな。自分勝手だな、俺は。

結局、ユキとの関係は、曖昧なまま続いている。たまに会ったり、LINEしたり。でも、どこかギクシャクしている。あの時、ユキに何て言えば、よかったんだろうか。まあ、もう、過去のことだけど。これから、どうなるんだろうか。また、眠れない夜が続くのかな。